はじめに
古着販売を始めるにあたって実感したのが、「アイロンがけ」の重要性。シワのある服は写真映えが悪く、どれだけセンスのある商品を仕入れたとしても魅力が伝わりにくくなります。
現在家庭で使われているアイロンはほとんどがスチームタイプ。ただし、私が選んだのはドライアイロンです。水を使わず熱と圧力だけでシワを伸ばせるので、ヴィンテージや繊細な素材にも安心して使える点でおすすめです。
本記事では、スチームアイロンとの違いや使い方の注意点の解説、古着販売にぴったりなレトロデザインのドライアイロンなどをご紹介します。
古着販売とアイロンの関係
古着は一点物であることが多く、コンディションの良さを写真で見せるために“シワなし”の状態で撮影することが非常に重要です。
ネットショップでは写真が命。アイロンがけがきちんとされているだけで、商品全体の印象がグッとよくなります。店舗型の古着屋を構える場合でも、キレイなディスプレイにはアイロンがけが不可欠。清潔感と丁寧な手入れが見えることで、購入者の信頼を得やすくなります。
スチームアイロンとドライアイロンの違い
| 種類 | 特徴 | 向いている素材 | デメリット |
|---|---|---|---|
| スチームアイロン | 水蒸気で繊維をふんわりほぐして伸ばす | ウール、薄い綿 | 水漏れのリスク、水の補充が必要 |
| ドライアイロン | 熱と圧力のみでシワを伸ばす | 綿、麻、絹、ポリエステルやレーヨンなどの化繊 | 素材によっては焦げのリスクあり |
ドライアイロンは水を使わないため、カルキ詰まりや水漏れの心配がなく、メンテナンスが簡単。また、ヴィンテージ素材の風合いを損なわずにシワを取ることができるのもおすすめのポイントです。
ドライアイロンの選び方
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温度調整のしやすさ:古着は素材ごとにアイロンがけの際の適した温度が異なるため、調整幅が広いものをおすすめします。
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重量感のあるモデル:軽すぎるとプレス力が弱く、シワが残りやすい。適度な重みがある方が仕上がりもきれいでおすすめです。
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レトロデザイン:撮影の小道具としても映えるおしゃれな見た目。所有欲も満たせます。
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コード長さや取り回しの良さ:作業スペースに合わせてストレスなく動かせるかも大切です。
古着販売におすすめのドライアイロン5選
パナソニック(Panasonic) 自動アイロン(ドライアイロン) NI-A66
クラシカルなシルエットと、しっかりした温度保持力が魅力の一台。ドライ専用タイプで、古着に適したしっかりとしたプレスが可能です。
また、温度調節ダイヤル付きで素材に合わせた調整も簡単。アイロン面が広く、効率よく作業したい場合にも適しています。使いやすさと価格のバランスが良く、初めてのドライアイロンとしてもおすすめです。
ドウシシャ(DOSHISHA) PIERIA ミニアイロン DMA-04
レトロなカラーリングと操作性の良さが光るドライアイロン。コンパクトで持ち運びやすいのが特徴です。
また、ステンレス製のかけ面は滑りが良く、さまざまな素材にも対応が可能。見た目と実用性を兼ね備えたバランスの良いおすすめの一台です。
DBK ドライ専用アイロン ザ・ドライ J78D
ドイツ製らしい無骨で高級感のあるデザインが魅力。ドライ専用モデルとして、ヴィンテージ素材とも相性が良く、期待に応える高品質なアイロンです。
適度な重量と滑らかなかけ面により、古着の魅力を最大限引き出せる機能派モデルとしておすすめです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイロン ドライ PDIR-01F
ミッドセンチュリー調のデザインが目を引くおすすめのドライアイロン。ドライ専用で古着や化繊などの素材に優しく対応できます。
また、適度な重さで安定感があり、温度調整ダイヤルが使いやすい点もおすすめ。ドライアイロンとしては大きめながら、初めての古着販売にも最適です。
ナオモト工業(NAOMOTO) EA-50
レトロかつクラシカルな形状が特徴のおすすめドライアイロン。見た目に反して実用性も高く、ステンレス製のソールプレートが滑らかに動いてくれます。
また、高温域までしっかり加熱でき、古着のしっかりしたシワにも対応が可能。気分が上がるデザインは作業中のモチベーションも高めてくれます。
| 製品名 | メーカー | 重量 | 温度調整 | 特徴 |
| NI-A66-K | パナソニック | 約0.8kg | ○ | クラシカルな外観と安定感 |
| PDIR-01F | アイリスオーヤマ | 約1.1kg | ○ | レトロでしっかりとした重量感 |
| DMA-04-CR | ドウシシャ | 約0.206kg | ○ | コンパクトで携帯性◎ |
| ザ・ドライ J78D | DBK | 約0.6kg | ○ |
軽量で長時間のアイロンがけにもおすすめ |
| EA-50 | 直本工業 | 約1.3kg | ○ | 工業デザインで業務用クオリティ |
古着販売におけるドライアイロン活用時の注意点
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ヴィンテージ素材にはあて布を使う:ナイロンやレーヨンなど熱に弱い素材にアイロンがけを行う際には注意が必要。焦げやテカリを予防するためにもあて布を用意しておきましょう。
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温度調整を慎重に:一度焦がすと修復が難しい場合も。最初は低温から試すのがおすすめです。
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こまめなクリーニング:プレートに焦げがついていると衣類に移る危険性も。アイロンが冷めた状態で定期的にプレートを拭いてクリーニングしておきましょう。
まとめ
ドライアイロンは、古着販売を行う際には欠かせないアイテム。スチームよりも取り回しが簡単で、水を使わない安心感もあります。特にレトロでおしゃれな見た目のものは、店舗の雰囲気作りやSNSで宣伝する際に映えさせたい場合にもおすすめ。ぜひ、自分のスタイルや扱う商品に合った一台を見つけてください。
